『超時(shí)空ロマネスクSamy』などのオリジナルものを送り出してきたTDKコアによる約45分の青春バイクロマンOVA。80年代OVA黎明期を支えたバイクものOVAのひとつだが、劇中に登場(chǎng)する主人公マリコのバイクは獨(dú)創(chuàng)的な架空のデザインで描かれている。下町の壽司屋のひとり娘?岡崎マリコ。母を亡くし、父ひとりで育てられた彼女は男勝りな性格の持ち主だ。今日もマリコは元レーサーの永瀬雷太が経営する喫茶店に入りびたり、その興味の対象は何よりもオートバイだった。父の反対をよそに、友だちの圭一たちとツーリングへ出かけるマリコだが、そのダイナミックな走りは現(xiàn)役のレーサーにして鍋島コンツェルンの御曹司?鍋島祥からも興味を持たれる。やがて宿泊先の露天風(fēng)呂からマリコの大切にしているお守りを祥の仲間がいたずらで盜んでいった。これを取り戻そうとする圭一だが、運(yùn)悪く負(fù)傷。だがこれが祥とマリコをサーキットで対決させるきっかけになるとは誰も思わなかった……。本作の実制作はスタジオ?ユニコーンが擔(dān)當(dāng)。監(jiān)督は『無敵超人ザンボット3』や後年の『ひまわりっ!』などのプロデューサーとしても知られる栃平吉和が手がけた。主題歌を唄うバラドルの森口博子もマリコの友人ひろこ役で出演。
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